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全社員99%参加、満足度97.1% hacomono初の全社イベント「hacofes」の企画準備からイベント運営までを大公開!

こんにちは、hacomonoでHRマネージャーを担当している本多です。
2022年8月末、hacomonoとして初の全社イベント『hacofes』が開催されました。

理念の浸透や人を大事にするhacomonoの、はじめての全社イベント。
実施から数ヶ月経過していますが、企画準備からコンセプト、当日の運営まで“hacomono”らしさを詰め込んだイベント運営の裏側を、今回の記事ではお伝えしていけたらと考えています。

・イベントコンテンツを考える前に実施したこと
・準備のポイント
・当日の運営について

など、今後社内イベントを開催される企業様の参考になればと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

hacofes当日のエントランス

イベントコンテンツを考える前に

今回hacomonoでは、より充実したイベント開催を図り、

  • 開催の意図(会社としての課題や目的)

  • イベント後にどんな状態になっていたら成功なのか

を事前に言語化。

コンテンツを考案する前の段階で、そもそも“どのようなコンセプトで企画するのか”をはじめとしたイベントの軸を決定しました。

具体的に『hacofes』の場合は以下のポイントを軸に『hacofes』に参加してくれた人が参加前よりもhacomonoのことを好きになり、より活発に社内一丸となって目標に向かえる。そんな環境を創り上げていくことを中心に、イベントコンテンツを考案していきました。

コンセプト
・“hacomonoらしさ”
・hacomonoの歴史
・コミュニケーション

『hacofes』開催の背景
1,hacomono内でのコミュニケーション活性化
a,コロナ期間を経て、フルリモート・フルフレックス勤務が基本
b,この一年で100名を超える新入社員が入社

2,新オフィスのテーマである「リアル体験」の体現
2022年8月1日に原宿新オフィスに移転したhacomonoですが、新オフィスのテーマは「リアル体験」。hacomonoに携わるすべての人が“hacomonoらしさ”を感じられるオフィスで、hacofesがイノベーションを起こす一つのきっかけになってなってくれることを期待していた、というのがもう一つの背景でした。

イベントのゴール
・イベントを通じてhacomonoのことを今よりもっと好きになっている状態
・チーム内はもちろん、部署を跨いだコミュニケーションが取りやすくなっ ている状態
・社内のモチベーションとエンゲージメントが上がっている状態

事前準備のポイント

ここからは、私たち運営チームが『hacofes』成功に向けて意識した事前準備のポイントをご紹介します。

目的やコンセプトに合わせコンテンツ設計をおこなう

参加者に何を感じて欲しいのか、当日の動きを実際に想定してコンテンツの設計をおこないました。

この時、運営サイドが特に大事にしていたのが以下の点。

・バリューの体現を強く意識すること
hacomonoのバリューであるコア・シンキング、ウィズ・カスタマー、+チャレンジを運営側も体現しつつ、それらを感じることができるコンテンツ設計(どうしたら喜んでもらえるか、目的を達成できるか、Wowをどう届けるか、初めての全社イベントをどうしていくか)を意識して取り組むことで、より実態を伴ったイベント設計が行えました。

・決裁のポイントを明確にして全員で共通認識を持つこと
今回のプロジェクトメンバーは4名。少数精鋭かつ全員がそれぞれの主業務を担っており、全員が参加する定例MTGのセッティングも困難な中での運営でした。そんな中で重要視していたのが“決裁のポイントを明確にして全員で共通認識を持つこと”。
最初に決めた「それはhacomonoのバリューを体現できているか?」などの意思決定の軸を持つことで、参加していないMTGで決定されたことでも納得感を持って進行することができました。

予算管理、TODO管理は細かく実施する

今回の『hacofes』ではhacomonoに関わるさまざまな方にご参加いただいたこともあり、予算やスケジュール、TODOは非常に細かく管理していました。

イベント当日に近づくにつれ、準備中に起こる不測の事態を減らすことに尽力。コンテンツの詰めや参加者の機微について考える時間が増えたことで、当日は決められたスケジュールを実行すればイベントが完成する状態を可能な限り作りました。

それでも当日は“Wi-Fiの接続台数が足りなくなる”など想定外のことが起こり、参加者自身のラストマンシップに助けられることも多数でした。改めて、当日のシュミレーションは入念に行う必要があることを感じ、専門家の力を借りるなどの手段で柔軟に確実に対処しなければならないことを感じました。

ポイント
・余裕を持ったスケジュール管理が肝
・特に外部取材やゲスト誘致などの外部が関連する項目は、あらゆるケース           
 を予測し前倒しで対処する
・当日の様子を入念にシュミレーションしつつ運営準備を行う
・プロジェクトメンバーだけでは足りないところは、秘匿性などに拘らず
 社内外の専門家に積極的に相談する

各項目や予算管理などはシートにまとめて実施

細部までこだわり抜く

ブランディングを重要視しているhacomonoの全社初のイベントということもあり、参加者が目にするものすべてからイベントのコンセプトを感じてもらえるようにロゴマークを制作。会場の装飾やノベルティなどをはじめとした細部にもこだわりました。

『hacofes』専用のイベントロゴが入ったteaser資料

ロゴマークはイベントのコンセプトである
・Company(歴史)/Culture(文化)/Communication(交流)の3つの「C」
・右肩上がりの棒グラフを思わせる形状でhacomonoの成長を表現。
明るく強い光を浴びて立つ3つの支柱にも見える形状でhacomonoの輝く未来を象徴
スタイリッシュでスポーツ・スピード感を感じるトーンで制作。

『hacofes』参加者のツイート

“hacomonoらしさ”を感じる「モダン・シンプル ・洗練・クール」のイメージが徹底された会場設計や、hacomonoの5つのValuesを持ち歩けるモバイルバッテリーなど、イベント終了後もそのコンセプトが残り続けるノベルティ「hacomono values set」。

ウェルカムコーヒー”hacoffee”

当日はバリスタの経験があるメンバーから、イベントをイメージしたウェルカムコーヒーが振る舞われるなどhacomonoのプロフェッショナルを感じる体験を提供。

イベント当日

スケジュール
12:30 OPEN
13:00 Conference Section スタート
14:00 昼食・休憩
15:00 Culture Section スタート
hacomono殺人事件
Message from shareholders
16:30 休憩
16:35 hacomono broadcast 〜hacofes ver.〜
16:55 表彰
17:00 エンディング
17:05 CLOSE

イベントには運営や体調不良のものを除き、全社員が参加してくれました。
ここからは、イベントの各セクションについて簡単にご紹介させていただきます。

Conference Section

Conference Sectionは、役員からのプレゼンの場として

  • CEO蓮田「場」

  • CTO工藤「フェーズの変化とその中でも大事にしていきたいこと」

  • COO平田「hacomonoの歴史・ビジネス・戦略」

についてをそれぞれが話しました。
新オフィスでのリアルイベントではあったのですが、コロナ禍での開催にあたりBCP対策を意識し、オフライン及びオンラインでのハイブリット形式で実施しました。

当日の中継の様子。
中継に使用する動画や本番環境なども、hacomonoらしくこだわり抜きました。

会社の急拡大に伴い、役員と現場でどうしても少しずつ距離が出てきている中でhacomonoのカルチャーや想いを改めて共有したい。そんな想いで用意したコンテンツでしたが、結果、今回の『hacofes』の中で最も満足度が高いコンテンツの一つとなりました。
特別感のある場で経営陣の想いを聞けたのは良かったとのコメントがかなり多く、時に笑いを折り混ぜつつも、日頃から会社を想い、Valuesを体現している経営陣だからこそ実現したコンテンツでした。

Culture Section

Culture Sectionでは楽しみながら“hacomonoらしさ”に触れられるエンタメコンテンツを用意しました。

コンテンツ⑴ hacomono殺人事件
このセクションの一つ目のコンテンツは、イベントのコンセプトの一つでもある“コミュニケーション”を活性化させることを目的としたイベントでした。
普段は一緒にならないような方々が一緒になるように部署や役職を混合しチーム分けを行い、謎解きにチャレンジするコンテンツを用意しました。

物語は、代表の蓮田が乾杯の音頭をとった後に飲み物を飲むと毒が入っていて倒れてしまうところから始まり、オンラインメンバー・オフラインメンバーが連携しながら犯人を探すというもので、ただ謎解きを楽しむだけではなく、謎を解いているうちにhacomonoのカルチャーについて知ることができる、hacomonoに関する知識を深めながら・楽しめるコンテンツとして設計しました。

運営4名はゲームマスターとして参加しました。
設定や服装、備品なども一つひとつ手がこまれています。
各グループに分かれて、謎解きに参加。
グループは、リモートメンバー、リアル参加メンバーのミックスです。
リアル参加メンバーとリモートメンバーにはそれぞれ違う問題が出されており、
チームが一丸とならないと、謎解きは完成しません。
画面ごしに挨拶する代表蓮田。経営者との距離感の近さもhacomonoらしさです。

コンテンツ⑵ Message from shareholders

セクションの後半では、hacomonoの歴史を共に作ってきた株主の皆さんから頂いたコメントを共有しました。

  • ALL STAR SAAS FUND Managing Partner 前田ヒロさん

  • Coral Capital Founding Partner & CEO James Rineyさん

  • シニフィアン株式会社 共同代表 村上 誠典 さん

  • シニフィアン株式会社 共同代表 小林 賢治さん

の計4名にご参加いただき、ALL STAR SAAS FUND 前田ヒロさん、Coral Capital Jamesさん、シニフィアン 小林さんはビデオメッセージで、シニフィアン 村上さんはオンラインで生出演してくださいました。

hacomonoに対する第一印象やこれからhacomonoに期待していることなど、普段なかなか聞けない事をお話しいただき、自分達に自信を持っていいのだという想いに繋がったのと、今後の期待を理解することで純粋なモチベーションアップとそれぞれが成すべき役割への理解が深まったコンテンツとなりました。

とてもありがたい株主の皆さんからのメッセージ。お忙しい中、本当にありがとうございます。


コンテンツ⑶ hacomono broadcast - hacofes ver.〜

このセクションの最後として、普段はzoomの配信のみで行っているコンテンツの特別版として、その場でSlackでリアルタイムに集めた「役員に聞いてみたいこと」を生放送で聞けるという企画を実施しました。

「hacomonoでの思い出深いエピソードを聞きたい」、「お互いの直してほしいところは」など、普段聞かないような質問をたくさん頂き、非常に盛り上がったコンテンツでした。

実際のSlackチャンネルは盛り上がりました。
ハイブリット開催だと、Slack中継もまた楽しみの一つですね。

イベントの反応

イベント後はアンケートを取らせていただき、コンテンツの満足度や改善点などのふりかえりをおこないました。
結果、イベント自体に満足したと回答してくれた方が97.1%(4段階中3、4をつけてくれた人)、hacomonoらしさを考えることができるイベントだったかという質問に関してはイエスが94.3%となり、満足度の非常に高いイベントでした。一方で、もちろん改善点もありましたので、次回以降のイベントではさらにアップデートされたイベントが開けるのではないかとこれから楽しみです。

まとめ

プロジェクトメンバーと役員での記念写真。
プロジェクトメンバーのにれっち、たかちゃん、じゅんちゃん本当にお疲れさまでした。

実際に運営している中でも、hacomonoに携わるたくさんの方と触れる機会があることで、hacomonoはこんなに愛されているんだという実感や、ミッション・ビジョン・バリューへの共感を感じ、この会社で働く誇りが生まれる良いきっかけとなりました。アンケートの結果からも、同じ気持ちを参加者の皆さんと共感できたのではないかと思います。

フルリモート・フルフレックスの会社だからこそ、皆が集まる全社イベントのような場を楽しみにしてくれる方も多く、hacomonoが大事にしているカルチャーを浸透させる一つの手段として有効であることがわかったので、今回の経験を活かして継続的に開催していけたらと考えています。

長文を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
社内イベントをやろうとなった時に、少しでも参考にして頂ければ嬉しい限りです。この記事へのスキもお待ちしております。

hacofesのダイジェスト動画

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