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「UI/UXのさらなる進化へ」hacomonoのプロダクトデザインチームは第二次立ち上げ期として採用強化中

hacomonoはプロダクトデザイナーを積極的に採用し、第二次立ち上げ期と社内で銘打ち、チーム作りの強化を進めています。

プロダクト開発はこれまで、業務委託メンバーの力を借りながらUI/UXの基礎を作り、その後エンジニアやPdMがデザイン面をカバーする形で運用を続けてきました。しかし事業の急拡大にともない、体制に限界が訪れることは明白でした。

そこで2022年からは正式にプロダクトデザインのチームを立ち上げ、UI/UXを強化。現在、社員7名、業務委託1名の体制で運営しています。

今回、チーム立ち上げ期ならではの面白さや空気感をお伝えするため、UI/UXデザイナーの池田と夏井を尋ねました。複数の企業で働いた経験がある2人だからこそ感じる、チームの魅力に迫ります。

プロフィール

デザイナー(リーダー)池田 緑/社内ニックネーム:いけみさん
新卒で3年ほどSEを経験した後、UI/UXデザイナーに転向。ECモールやポータルサイトなど、さまざまなサイトを構築する。前職ではデザインチームのマネジメントも経験。2023年1月hacomonoにジョインし、チームマネージャーとしてチームビルディングや採用に注力している。

デザイナー 夏井 萌子/社内ニックネーム:萌さん
通信会社のアプリ開発エンジニア、サイト企画・運用職を経て、2018年よりWebとアプリのプロダクトデザイナーに。複数企業にてUIデザインに携わる。hacomonoには2022年4月にジョインし、プロダクトデザインに従事するほか、デザインに関するデータ・ドキュメントの取りまとめもおこなう。


お客さまの声を聞き、上流からデザインに携われる魅力

─まずは、2人がhacomonoに入社した理由を教えてください。

夏井 私はhacomono入社前にヨガへ通っていたのですが、そのスタジオがhacomonoを使っていたんです。入会時の用紙への記入や受付の人とのやり取りも必要なく、すべて自宅にいながらオンラインで完結したことに驚きました。

入会システムの運営会社を調べたときにhacomonoの存在を知り、そんなタイミングでちょうどスカウトが来たんです。話を聞くと、会社のミッションやビジョンに自分と通ずるところがあり、魅力を感じました。

前職の大手企業では、要件定義などの上流プロセスに携わることが難しかったこともあり、裁量が大きいスタートアップのhacomonoへ転職を決めました。

池田 私の前職は医療施設の検索サービスを提供する会社でした。人々の暮らしに身近かつ社会貢献ができる事業で、やりがいも感じていました。

ただ、クライアントとユーザーをマッチングさせるビジネスだったこともあり、機能開発・改善に関する要望の大半はクライアントサイドからのもの。ユーザーの声を聞く機会が少なかったんです。

その点hacomonoには、お客さまの声をもとに機能開発できる環境があります。そこに魅力を感じて入社を決めました。

─お客さまの声を聞ける環境は、入社後も働くうえでモチベーションになっていますか?

池田 お客さまが本当に欲しい機能は、やはり数字だけを見てもわからないものです。自分たちで立てた仮説をもとに開発し、数字が上がる。それ自体は良いことですが、そのなかで「本当に求めている機能だったのだろうか?」みたいな気持ちもあります。

hacomonoでは社員とお客さまとのやり取りは詳細にメモされ、会社の資料としてストックされています。それを確認することで「この機能は本当にお客さまに求められていたんだ」と、納得感や充実感が得られます。

私は入社してまだ日が浅いため、お客さまと直接お話しした経験はありませんが、これから直接お話を聞けるのが楽しみです。

チーム全体で大切にする「デザイン=課題解決の手段」という考え方


─プロダクトデザインチームの魅力もぜひ教えてください。

池田 プロダクトデザインチームが現在の体制になったのは2023年の1月からです。チームとしてはまだ未熟ですが、最近ようやく開発工程のなかにデザイナーが入ることに違和感がなくなってきました。

hacomonoという会社は、代表のけんさん(蓮田)がデザインの重要性を会社全体に発信しているため、デザインに対する周囲の理解も高い。そこが1つの魅力だと思います。

夏井 チーム全体で「デザイン=課題解決の手段」という考え方を共有していることも特徴ではないでしょうか。

ただ手を動かすだけのデザインでなく、ユーザー体験の調査など上流工程から関わり、課題解決していくスタンスがみんなの根底にありますよね。

─メンバーの特徴をもう少し詳しく聞かせてください。

池田 得意分野や技術力はメンバーによってそれぞれ違いますね。UX方面に強いメンバーもいれば、幅広く経験してきたメンバーもいます。

全体的な志向としては、「チーム力」を大切にするメンバーが多いと感じています。

チームで切磋琢磨したりデザインのフィードバックをもらったりと、ほかのデザイナーから刺激を受けたいという価値観がある。萌さん(夏井)から見てどうですか?

夏井 hacomonoに入社した理由からして、「勉強したい」「知識を取り入れたい」など、向上心が高い人が多いですよね。性格・人柄的なところでいうと、お互いを尊重し合えるような、人間関係を大事にするメンバーも多い。

─すでにチームワークが発揮されている印象です。

池田 プロジェクトごとにアサインされたメンバーが、改善点などをチームに持ち帰ってディスカッションをする。そんな様子も見慣れた景色になりました。

プロダクトも組織も課題があるはずですが、チームを大切にするメンバーが揃っているからこそ全員ポジティブに働ける。発足からまだ半年とはいえ、チームワークはすでに根付いていると思います。

事業拡大フェーズで迎えた、UI/UXの課題


─プロダクトデザインチームが、目下解決したい課題はなんですか?

池田 hacomonoの開発当初は、対象のお客さまをフィットネス領域に限定していましたが、最近はFinTech領域やスクール事業なども拡大していますので、それぞれに合ったプロダクトデザインを実装することは急務だと捉えています。

夏井 チームビルディングも課題の1つです。各プロジェクトの課題をどうやって解決するかを話し合う「デザインイシューミーティング」を開いたり、みんなで話し合いながら進めています。

あとは、デザインに関するデータやドキュメントを整えるのも大変ですよね。

池田 そうですね。1年ほど前までデザイナーが1人もいなかったため、デザインルールやデザインデータが整理されていませんでした。現在は少しずつ情報を整備して、デザイナーが働きやすい環境作りを進めています。

そして何よりも、人員不足が大きな課題です。

現状、各プロジェクトにデザイナーを1名配置するのが精一杯なので、チーム内で情報共有をして、チームで課題解決するような動きができません。より密度の濃いディスカッションをするためにも、デザイナーの数はもっと必要です。

成長中だからこそ感じられる面白さがある。興味がある方はぜひhacomonoへ!


─最後に、hacomonoで働きたいと考えるデザイナーに向けてメッセージをお願いします。

夏井 チームビルディングが得意な方、プロダクトデザインチームの文化作りに興味がある方にとっては非常にやりがいがあると思います。hacomono自体も、成長真っ只中なので、その成長を近い距離で見られることも魅力だと思います。

池田 大きな会社だとすでに運用ルールなどが固定化されていて、デザイナーは手を動かすだけになってしまうこともあります。その点、hacomonoは事業の拡大フェーズに入っているため、常に柔軟な仕事が求められます。

機能開発もたくさんありますし、案件の種があちこちに転がっている。ガツガツと機能開発をしてみたいとか、ゼロから大きな開発に携わりたい人にとっては、刺激的で楽しい仕事が待っていると思います。

夏井 メンバー全員がより良いサービスを追求し、尊重しあってプロダクト作りに励んでいます。やるべきことは本当にたくさんありますが、環境は素晴らしいので、ぜひ安心して応募してください!(笑)



取材協力:株式会社ソレナ