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【イベントレポート】オンラインイベント「hacomono forum 2024 Spring」を開催。 “あなたのフィットネスをひろげよう ー多店舗展開に踏み出すときのリアルー”

ウェルネス / 運動施設向けオールインワン・マネジメントシステム「hacomono」を提供する株式会社hacomonoは、2024年5月7日に「hacomono forum 2024 Spring」を開催しました。

あなたのフィットネスをひろげようー多店舗展開に踏み出すときのリアルー」をテーマに、2つのセクションで構成された本イベント。

第一部のCONFERENCE SECTIONでは、“新しいカタチ” のフィットネスを多店舗展開する経営者を招き、パネルディスカッションを実施。第二部のNEW RELEASE SECTIONでは、hacomonoの新サービスや機能について、プレスリリースに先立って発表がありました。

当日の様子をイベントレポートの形でご紹介します。


hacomono forumとは?

2024年1月18日に初開催のあった「hacomono forum」は、プロダクトアップデートの内容をお客様へいち早く紹介することを目的にしたオンラインイベントです。

hacomonoは「お客さまの成功が私たちの成功である」の信念と共に、2023年には合計36回のアップデートにより、大小さまざまな223個の機能をブラッシュアップしてきました。第2回目の今回は、新サービスや機能の紹介に加え、ウェルネス領域で働かれる方に向けた「新しい時代の業界スタンダード」をご紹介するパネルディスカッションも実施。

冒頭では、株式会社hacomono 代表取締役の蓮田健一より挨拶がありました。

蓮田 今、フィットネスに新しい風が吹いています。大きなスペースや多くのマシンを前提とした従来の大型ジムから、新しいカタチのフィットネスが次々と生まれ、支持を集めています。
今回は、そんな「新しいフィットネス」の拡大フェーズに大きく貢献した経営者の方々をお招きしました。インスピレーションやヒントをお持ち帰りいただき、皆さまの事業の成長に繋げられることを期待しております。

こうして、第一部のCONFERENCE SECTIONがいよいよスタートしました。

CONFERENCE SECTION「SESSION 01」

SESSION 01では『勝てるジム、負けるジム』をテーマに、ジム業界を牽引するブランドが一堂に会し、成功への道筋や差別化の秘訣、業界の未来像について議論が交わされました。

主なテーマは、経営戦略やオペレーションの改善点のほか、価格設定や集客手法、優れた採用戦略など。業界の成功パターンを知るだけにとどまらず、今後の展望を探る機会となりました。

ファシリテーターは、株式会社cocoraise 代表取締役の川口優子氏。パネリストとして登場したのは、株式会社FiT 代表取締役 加藤恵多氏、株式会社WORKOUT 代表取締役 土屋耕平氏、株式会社REJUVENATE 代表取締役 中島歩紀氏の3名です。

株式会社cocoraise 代表取締役 川口優子氏

フィットネス事業会社で15年間勤めた後に「個々を高めて組織を強くする」をミッションに株式会社cocoraiseを経営。立ち上げ期から拡大期の組織に並走するコンサルティングをご提供。1年でマネジメント力の高い店長を育成する経験学習サイクルを基にしたグループコーチングで全国の店長候補を繋ぐコミュニティを運営。毎年優秀なプレイヤーを輩出し続けている。

株式会社FiT 代表取締役 加藤恵多氏

1999年生まれ。京都大学医学部在学時の2020年12月株式会社FiT(旧LifeCoach)を設立、代表取締役に就任。2022年2月に24時間ジム「LifeFit」をリリース。現在、全国に44店舗を展開している。2023年にはアジアを代表する30歳以下の起業家 Forbes Asia Under 30にも選出されている。

株式会社WORKOUT 代表取締役 土屋耕平氏

1985年生まれ。吉本RandCにてクリエイターとして活動した後、インターネットマーケティング会社を起業。以降、出版広告や温浴施設など複数企業の代表を務め、東証1部上場企業へ大半の事業を譲渡。株式会社アカツキにジョインし、新規事業の立ち上げに携わる。2018年株式会社WORKOUTを創業。創業から5年でパーソナルジムREAL WORKOUTを国内外に113店舗以上展開。

株式会社REJUVENATE 代表取締役 中島歩紀氏

高校卒業後、20歳でパーソナルトレーナーとして活動を開始。 21歳でパーソナルジムReViNa(レビナ)を地元千葉県に創業。 地方郊外や住宅街を中心にドミナント出店し、創業2年間で20店舗まで拡大。 その後、パーソナルジムLIMITを事業買収し、現在グループ25店舗を運営中。 その他にも医療福祉事業やエステ、トレーナー独立支援事業「ジムつく」など、複数事業を展開中。

ディスカッションのテーマは以下の4つ。

  1. 店舗拡大~現在までの成功秘話

  2. “勝てる” 差別化ポイント

  3. 業界・仕事・経営に対するロマン

  4. 今後生き残れないジムとは

起業当時の話から始まり、どのようにして店舗拡大を図ってきたのかなど、各社の具体的な方法論が語られました。時流やタイミングの見極め方、それらを踏まえた上での戦略の描き方や差別化の手段。さらには、フィットネス業界の今後の未来予測など、各社の今後の取り組みについても紹介がありました。

CONFERENCE SECTION「SESSION 02」

SESSION 02のテーマは『後悔しない店舗経営論』。各業態を代表する3社が集結し、店舗拡大期における人材課題や後悔ポイント、成功する組織づくりの秘訣について各社の考え・方針などが語られました。

採用、教育、配置、評価など。組織成長に欠かせないポイントやブランディング戦略の重要性にまで深く踏み込んだ内容に、ファシリテーター・川口氏も「とても共感します」と深く頷くシーンが何度も見られました。

パネリストは、株式会社理学ボディ 取締役 肩祥平氏、株式会社HYV 代表取締役 茅野航平氏、株式会社Dr. トレーニング 代表取締役 山口元紀氏の3名。ファシリテーターは引き続き、株式会社cocoraise 代表取締役 川口優子氏が務めました。

株式会社理学ボディ 取締役 肩祥平氏

1989年生まれ。理学療法士として整形外科に8年勤務後、青山筋膜整体理学BODYの「通わせない整体」に惹かれ、2020年に株式会社理学ボディに入社。日本に28名の筋膜のスペシャリストの経験を活かし、大阪での店舗立ち上げ、西日本のマネージャーを経て取締役に就任。現在は整体事業部統括・全体マネジメント、保険外サービスの顧客データを用いた研究、新規事業の立ち上げに従事。

株式会社HYV 代表取締役 茅野航平氏

ロサンゼルスにて「JOYRICH」というアパレルブランドの立ち上げに参画。専務として、国内だけでなくアメリカ、韓国、台湾、中国など世界5カ国12店舗に出店経験。その後、自身で海外にて飲食店2店舗起業、バイアウト。2021年、株式会社HYV設立。the SILKピラティススタジオを立ち上げ、代表取締役を務める。

株式会社Dr. トレーニング 代表取締役 山口元紀氏

アメリカ大学院で国家資格ATCを取得し、プロチームでトレーナー経験を積む。帰国後、「トップアスリートが受けているトレーニングを、一般の方にも広めたい!」という想いで起業。10種類以上の研修で、スタッフの成長を軸とした「自律分散型組織」を確立。離職が多いジム業界で5年間、離職0という実績がある。メディカルパーソナルジムを直営30店舗展開中。今後は世界へ進出予定。

ディスカッションのテーマは以下の4つ。

  1. 店舗拡大期の人材の課題

  2. あの時やっておけばよかった 後悔ポイント

  3. “成長する” 組織づくりのポイント

  4. 各店舗のブランディング

各社の採用方針、フェーズごとに訪れた課題と解決に向けたアクションなどが紹介されました。マネジメントや店舗運営、経営における難しさのポイントのほか、店舗が拡大する中にあっても離職ゼロを実現した具体論、ブランディングについての考え方に、パネリスト同士でも深い学びがあるような時間となりました。

NEW RELEASE SECTION

第二部は「NEW RELEASE SECTION」。hacomonoが近日リリースする新サービス・機能などが初公開されました。

プレゼンテーションを担当したのは、hacomonoの各事業責任者。店舗経営を推進する上で重要な課題の1つである「集客面におけるサービスや機能」。そして、エンドユーザーや働くスタッフに「スムーズな店舗体験」を促す入退館サービスについて、開発背景や事例なども交えながら、具体的な導入メリットに触れます。

「NEW RELEASE SECTION」の冒頭では、hacomono マーケティング責任者の上村篤嗣による、本セクションのサマリー紹介がありました。

上村 hacomonoは、会員管理・予約システムの分野を中心にこれまでサービス提供をしてきました。しかし、私たちが掲げるのは「ウェルネス産業を新次元へ」のミッションです。皆さまが日々のジム経営で困ること・悩むこと、やりたいことを幅広く支援するため、従来の会員管理・予約の分野だけでなく、新たに2つの分野をサービスに加えました。

それが、ジムの顧客体験を、ジムの物理的な設備にITをかけあわせることで良くしていく「hacomonoスマート設備シリーズ」。そして、ジムの魅力を近隣住民の方々に伝え、集客を支援するサービス「hacomonoマーケティングシリーズ」です。

具体的には、

  • 収益性と顧客満足度の両立を図りたい方

  • 施設運営に多忙で他の業務に手が回らない方

  • 集客施策などの効果を測定し改善していきたい

上記の方々を主な対象者として説明がされました。

NEW RELEASE SECTIONで語られた「ロックワイヤレス」「ホームページ制作サービス」「ワンクリックオリコミ」については後日、正式なリリース後にニュースリリース等で一般公開をする予定です。ぜひ楽しみにしていてください。

以上にて、今回のhacomono forumは終了となります。

今回のhacomono forum 2024 Springでは、「あなたのフィットネスをひろげよう」をテーマにお伝えしてきました。ご参会いただいた皆さまには、店舗展開の次なるヒントがきっと見つかったことと思います。

この機会に興味をもってくださった皆さまのように、「もっとより良いサービスを提供しよう」とする方々の存在があるからこそ、ウェルネス産業はより魅力的なものにしていくのだと思っています。

日本がウェルネス大国として、心身の健康の側面から豊かな国になるように。

この産業に関わる皆さまの1つ1つの工夫を積み上げていって、豊かな未来を掴んでいきましょう。本日はありがとうございました!

取材協力:株式会社ソレナ


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